根津美術館庭園を大量の写真でご紹介

根津美術館庭園紹介 庭園の楽しみ方(画像大量)

最終更新日:2016年11月9日

根津美術館の概要

東京の超オシャレエリア、南青山。

原宿方面から表参道を抜けてまっすぐいくと、高級ブランドが軒を連ねる通りがあります。
そこの突き当たりにあるのが、根津美術館。

ブランド店ができる遙か前、戦前からこの地にあります。
初代は東武鉄道の社長も務めた茶人、根津嘉一郎。

根津嘉一郎が収集した美術品がもとになっているので、茶碗などの茶道具をはじめ、日本美術の逸品が収蔵されています。

最も有名な収蔵品は、国宝「燕子花図」(かきつばたず)。
江戸時代の画家、尾形光琳の作品です。
美術の教科書には必ず載っているといってもいい有名な作品。

ほかにも数点の国宝を収蔵しています。
茶碗は井戸茶碗や堅手茶碗に強い印象があります。
ほぼ常になんらかの展覧会を開いていますが、常設している展示品も名品ばかり。

私が常にチェックしている美術館のひとつです。

庭園内のカフェでちょっとひと息いれれば、プチセレブな気分を味わえます。

ジャンル 日本美術、古美術、庭園
所蔵品 国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件ほか、古美術約7,400件
開館時間 10:00〜17:00
休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始、展示替期間
駐車場 9台分あり

根津美術館庭園

根津美術館が収蔵する名品に負けず劣らず凄いのが、庭園です。
入ったことがない方は、都心にこれほどの庭園があることに驚くことでしょう。

私は庭園好きで日本各地の庭園に足を運びましたが、根津美術館庭園は間違いなく名園です。

自然の起伏を活かした高低差のある回遊式の庭園。
園内には4棟の茶室があり、実際に茶会などで使用されています。
定期的に一般公開もされているので、お茶をされていない方でも中を拝見する機会があります。

滝や池、数多くの石灯籠、石仏、植栽、みどころはたくさんあります。

都内の庭園は間違いなくカラスの大合唱が響いているのですが、なぜか根津美術館庭園はあまり聞こえません。
ほんのひととき、東京にいることを忘れることができる名園です。

根津美術館庭園の園路・延段

延段(のべだん)とは日本庭園で石をひいた通路のことを言います。
書道と同じで「真・行・草」があります。
ここから先はちょっとコアな楽しみ方です。

行の延段

あられ敷き

石臼


乱積みの石壁と延段の相性が最高

また石臼。平石と長方形の石を組み合わせた階段もいい感じ


茶室前の飛び石

石橋。素敵なデザイン

乱積みの石壁。ほぼ真の延段の横でバランスがいい

行の延段。石の種類や色の選択が凄くいい

草の延段。というより石橋。ワイルドで野山に来たみたい


ちょっと広間になっている。
このデザインは凄い。

これだけは分からなかった。
滝の横にある石橋。
前後の対比のリズムはいいかもしれないけど、なぜこの素材?

ああ、面白い。
延段・園路だけを見ていても飽きない。

根津美術館庭園の仏像

おそらく朝鮮式の道祖神

たぶん地蔵菩薩

如意輪観音

おそらく釈迦如来

天神さまで学問の神様、菅原道真公を祭った社

根津美術館庭園の植物

ガマズミの紅葉が始まっていました


五葉松

藤棚

モミジ

ツワブキが咲いていた

たぶんコスギゴケ

都内でこれほど良好な状態のスギゴケは珍しい
丁寧にお手入れされている証拠です

池もあります


おそらく、アオサギの若鳥。
都心部でもこんな鳥がいます。

根津美術館庭園の建築

趣のあるこけら葺きの屋根。
茶室の待合です。

この屋根も好き。
桟瓦葺きプラスこけら葺きで軒を延長。
茶室でよくあるタイプです。

庭園内に本瓦葺きのお堂があります。
左右対称の綺麗な屋根。
個人的には、お堂部分がもう少し小さいほうが美しいと思う。

根津美術館庭園の灯篭

雪見灯篭

巨大な春日灯篭

灯篭にはいろいろな種類があって、それぞれ名前があります。
若いときに勉強したけどほとんど忘れました。。
勉強し直してこのブログに載せたいな。


最後に、なぜだか別れ道が好き