蓮舫二重国籍、2016年9月の発覚から現在までの状況

蓮舫氏の二重国籍問題、時系列まとめ

最終更新日:2016年10月25日

蓮舫公式サイトのスクリーンショット

蓮舫氏の二重国籍問題概要

2016年9月、民進党の代表戦を目前にして、代表に立候補していた民進党代表代行(当時)蓮舫氏は台湾国籍と日本国籍の二重国籍状態にあるという疑惑が出てくる。

ネットでも祭り状態となり、過去の発言等がいろいろ掘り起こされる。
本人の説明も二転三転、世間の関心の大きさを本人が認識しておらず、問題を軽視した発言や嘘となる発言によりさらに炎上。

収束したかに見えたが、10月に入ってからも二重国籍状態にあることがわかり再燃。

蓮舫氏の二重国籍問題、2016年9月から現在までの状況を時系列でまとめ

9月2日 産経新聞に二重国籍疑惑が掲載される。
9月3日 蓮舫氏「私は生まれた時から日本人です」「高校3年で18歳で日本人を選びました」と発言。

*母が日本国籍、父が台湾国籍。1967年に蓮舫氏は出生。当時の国籍法では母の国籍を選べず、日本国籍は持っていない。
国籍法の改正は1985年。この時から日本国籍を選べるようになる(蓮舫氏18歳)。
おそらく、この時に日本国籍を取得している。
それ以来2016年10月7日まで二重国籍状態にあった。 本来であれば、22歳までに国籍を選択しなければならない。
9月13日 蓮舫氏、台湾国籍が残っていたことを認め、台湾国籍を放棄する手続きを取っている途中であり「その手続きが終わったら、この問題は終わりです。」と発言。
9月15日 民進党の代表選挙で代表に当選。
9月23日 台湾当局から台湾国籍の離脱証明書を受け取り区役所に提出。

*おそらくここから10月7日までの間に、国籍選択の宣言をするよう強く行政指導を受ける。
10月6日 記者会見で「極めて私の個人的な戸籍の件に関しては、みなさまの前で話をしようと思っていない」と発言。
10月7日 日本国籍の選択宣言
(この時点では未公表。15日に、7日に選択したと説明。)
10月13日 参議院予算委員会にて、自民党の三原じゅん子議員より「蓮舫氏はいつ日本国籍を選択したか明らかにしていない」と指摘される。
10月14日 金田法相は一般論として「(日本国は台湾を国家として認めていないので)台湾当局が発行した外国国籍喪失届(国籍喪失許可証)は受理していない」と説明。
10月15日 台湾国籍の離脱が受理されておらず、10月7日に国籍選択宣言をしたと公表。
10月16日 「法定代理人を含めやりとりし、法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と発言。
10月18日 金田法相は一般論として「(原則22歳までという国籍選択の)期限後に義務を履行したとしても、それまでの間は国籍法上の義務には違反していたことになる」と説明。

法令

国籍法違反?

法務大臣は違法状態にあるとの認識を示しています。
国籍法には虚偽申告の罰則しか設けられていないので、二重国籍状態が国籍法に反して刑事事件となることはありません。
他にも戸籍法とか関連法令がありますが、他サイトでいろいろ解説されているので割愛。

一番の問題は、外国籍の人が長年国会議員を務め、内閣総理大臣補佐官や大臣までつとめていたということ。
二重国籍は日本人であると同時に、間違いなく外国人でもあります。
国会議員になる国籍要件は「日本国籍であること」のみで、「外国国籍ではないこと」というのはありません。
法の定めでは、衆議院は25歳、参議院は30歳以上じゃないとなれません。
国籍法では、22歳までに二重国籍は解消されているはずであり、議員になれる25歳以上で二重国籍というのは法の想定外。
法の隙間を突いたような状態です。

台湾を国と認めていないのに国籍というのはおかしいのでは?

おかしくありません。

国籍法ではなく準拠法の裁判例ですが「法の適用に関する通則法 38条」について「東京家審昭和44年5月28日家月21巻12号175頁」等で「法廷地国である日本国が国際法上その国家を承認しているか否かは問わない」との判断があります。

台湾のパスポートは有効ですし、「台湾国籍」が存在するものとしなければ実務上も問題が大きいでしょう。

まとめ

矛盾する発言や結果として嘘とる発言、役所と食い違う発言、報道機関と食い違う発言など、信用が大切な国会議員として発覚後の対応に失敗したといえます。

罰則がなくても違法は違法ですし、法は守らなければなりません。
立法機関である国会議員が法を軽視する。
しかも野党第一党の党首です。
説明するなら、戸籍の該当箇所だけ見せれば一発で済むんですけどね。

民主主義の選挙には、選挙を通してそれまでの政権のジャッジメントをするという機能もあります。
今の状態では、ジャッジをするにも自民党の他に受け皿となる政党が無いという、国民にとって大変不幸な状態になっています。

私は特に支持政党を持っていませんが、野党にはもう少ししっかりして頂きたい。
たまには、消去法ではない選挙がしたいですね。。