実機を揃えて質の高いWEB製作

2017年 フリーランスのWEB屋が揃えるべき検証端末

最終更新日:2016年11月16日

フリーランスのWEB屋とはいっても、デザイナーであれば必要ありません。
フロントエンドエンジニアテクニカルディレクターなら必須の端末をピックアップしました。

ウェブディレクターは表示や動作確認の作業が必要ですが、すべて揃える必要まであるかは自分次第かと。
「格安スマホ」などの端末も普及しているので、以前ほど端末を揃える費用がかからなくなりました。

リモートで実機検証できるサービスもいろいろありますが、費用が高いです。
WEBはアプリと違ってすべての端末で検証する必要はないので、揃えるべき端末数はそれほど多くありません。
年に数回しか検証しないのであれば、端末を揃えるのでは無く有料サービスの利用を考えてもいいかと思います。

バーチャルで検証したりも出来ますが、必ず実機検証をすることをおすすめします。
特にJavaScriptでいろいろやる場合。
ユーザーの操作性とかも自分で体験しないとわからないです。
端末や機種依存のバグもあります。

自分の作品を自信を持って世に送り出したければ、実機を揃えるのはフリーランスWEB屋の使命です。
商売をするうえで必要な経費だと考えれば、決して高くはありません。

実機検証用に揃えるパソコン

WindowsとMacが1台ずつ必要です。
メインで作業をするのがMacであれば、検証要にWindowsを。
Windowsがメインであれば、検証用にMacを。

MacはRetina対応が必須です。
どちらも一番安いやつで構いません。
ですがMacは、最新の「macOS Sierra 」が入るのが2009年の後期に出たモデル以降です。
中古で購入するのであれば、これより前のMacはやめましょう。
9月の新OS発表の考慮すれば、2010年モデル以降で探しましょう。

Windowsは10が必要です。

windowsは5万未満で。
Macも10万しないで入手できます。

MacのSafariは必須検証ブラウザです。

Windowsのブラウザは、IEとEdgeがあります。
IEは、11だけ検証すればOKです。
2016年11月の時点で、IE8〜IE10のシェアは、PC全体の2%を切っています。
アクセスの6割から9割はスマホですから、アクセス全体のIE8〜10のシェアは1%を切ります。

Edgeはあまり普及率が上がっていません。
IE11は2020年までサポートされるので、今後も検証が必要なブラウザでありつづけます。
でもEdgeがWindowsのメインブラウザなので、Edgeのサポートも必要です。

MacとWindowsは内蔵フォントの違いにより、表示にかなり差がでます。
どちらかしか表示確認をしないということはありえないです。

検証用にどちらも必要です。

2017年に検証用として揃える必要があるパソコンは、

・Mac(2010年モデル以降)
・Windows10

の2点です。
中古で探せば合わせて10万円くらい。
もっともメイン機は持ってるはずなので、もっと安く揃えられます。

2017年に検証が必要なPCブラウザは、

・InternetExplore11
・Edge
・Chrome
・Safari
・Firefox

の5点です。

実機検証用に揃えるスマホ

スマホを大きく分類すると、「iOS」「Android」「Windows」の3つです。
Firefox OSのスマホもありましたが、普及せずにほぼ消えました。

日本ではWindows Phoneが全然普及しないので、揃える必要はありません。
私は検証用に持っていますが、特別な対応が必要だったことはほとんどないです。
Windows用の工数もギャラに含まれていないですし。

iOSは、最新のOSが使えるiPhoneが1台必要です。
iPhoneのシェアはスマホ全体の半数を超えているので、普段Androidを使用している方も検証用にiPhoneを購入しましょう。
出来れば6以降の「Plus」がいいです。
Plusは横幅が大きいので、横幅が大きい場合の検証用に必要です。
しかもプラスは無印のiPhoneとして表示させることも出来ます。
大は小を兼ねるので、検証用にはiPhone6か7のPlusを揃えましょう。

Androidは、5以降を1台必ず揃えましょう。
Android5以降は、ブラウザがChromeです。
「標準ブラウザ」が入っていても、そのブラウザの中身はほぼChromeです。
Android4以下はOSバージョン毎に「ブラウザ」のバグが違ったので、各バージョンの端末を揃える必要がありましたが、5以降は1台あればOK。
端末依存のバグはしょうがないです。
発覚したときに検証できればOKかと思います。

悩ましいのはAndroid4.4です。
Android4.3以前は検証対象としなくていいでしょう。
4.4は2016年11月時点で、Android全体の20%のシェアがあります。
ちょうど買い換えの時期でもあるので、2016年秋冬モデル、2017年春モデルでシェアが大幅に下がると思います。
2017年後半は、もうAndroid4.4は必要ないと思います。

2017年に検証用として揃える必要があるスマホは、

・iPhone6Plus以降のPlus
・Android5以降の端末

の2点です。
中古で探せば合わせて10万円くらい。
Androidは新品でも3万円代で買えるので助かります。

2017年前半であれば、「Android4.4搭載の端末」も必要です。
※Android4.4搭載端末でも、「Android標準ブラウザ」が入っていない端末もあります。気をつけましょう。

2017年に検証が必要なスマホブラウザは、

・Safari
・Chrome
・Android標準ブラウザ(4.4以下の場合)

の3点です。

もちろん、全部simフリーと中古で構いません。
wifiで通信すれば問題なく検証できますから。

実機検証用に揃えるタブレット

タブレットも、iOS、Android、Windowsがあります。

出来ればそれぞれ1機種揃えたいです。
ですが、必須といえばAndroidタブです。

余裕があればWindowsタブ。
さらに余裕があれば、iPadを揃えましょう。

Windowsは、フロントエンドエンジニアであれば必須です。
タッチ対応のWindowsパソコンでも構いません。
Windowsのだけタッチに関する処理のJavaScriptの書き方が、かなり違うところが多いためです。

iPadはあまり必要無いです。
MacでもiPhoneでも確認するので。

Androidタブはだいぶ前から「標準ブラウザ」が消えて「Chrome」を標準搭載しています。
1台あれば充分です。

まとめ

それぞれの端末について、お金に余裕がある方は「最もシェアが高い機種」を購入するのがいいです。

さらに余裕があれば、「格安スマホ」等の低スペックな機種でも問題ないかどうか実機確認出来ると最高です。

MVNOも普及しているので、「低速回線の検証」もしたほうがいいですね。

こちらの記事フリーのWEB屋がもっている検証端末を公開で書きましたが、少し前までは揃える端末がとても多かった。
だいぶ少なくなったと思います。

全部揃えても20万円くらいでしょうか。
ガジェット好きな方は、揃えるまでもなく持っているかもしれません。

いい仕事をするためには、最低限必要な道具があります。
我々にとっての検証端末もそうです。

以前少し一緒にお仕事をさせて頂いたWEB製作会社さんで、検証端末をまったく揃えていない企業さんがありましたが、ちょっと理解できないですね。
スマホの検証は従業員の私物を使っているという点もまったく理解できない。

実機で検証しないと怖くて納品出来ないです。
検証環境を整えて、質の高いお仕事をしましょう。